2013 二ペソツ山標高年。


2013年、2013mのニペソツ山は標高年を迎えました。これを記念して上士幌町では標高年にちなんだ各種事業を展開し、多くの登山客でにぎわいました。

標高年事業
・ひがし大雪アウトドアフェスタ
・2013年ニペソツ山標高年記念「登山家・栗城史多氏講演会」
・2013年記念登山証明書の発行
・フォトコンテストの実施
・山行記の募集
・環境整備の充実(山岳トイレ、登山道など)


「ニペソツ」はニペソツ川を指すアイヌ語のニペソチnipes-ot-i「シナノキの樹皮(内皮)・~が群在する・もの」が略されて伝わっているという説が出されていますが、まだ十分に検証されていません。深田久弥が日本百名山執筆後の1967年(昭和42年)8月に初登頂しており、その著書『山頂の憩い「日本百名山」その後』で、「日本百名山を出した時、私はまだこの山を見ていなかった。ニペソツには申し訳なかったが、その中に入れなかった。実に立派な山であることを、登ってみて初めて知った。」と記しており、まぼろしの日本百名山と言われています。その後、深田クラブにより日本二百名山に選定されました。



おまけ 2013年撮影




昭和54年撮影。変わらず佇む二ペソツ。